全盛期のイ・ボミ目に焼き付けた大舞台 桜井心那は偉業懸かる地元メジャーに自然体「気負いすぎは良くない」
「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(7日開幕、パサージュ琴海アイランドGC=パー72)
女子ゴルフの今季メジャー第2戦が7日に開幕する。5日は公式練習が行われ、前週のゴルフ5レディースでツアー3人目の10代3勝目を挙げた桜井心那(19)=ニトリ=が、アウト9ホールの練習ラウンドで調整した。
4日の月曜日に北海道から地元・長崎県に凱旋(がいせん)。レギュラーツアー1年目で破竹の勢いを見せる19歳は「去年からここであるのは分かっていた。(今季は)シードもないし出れるか分からないところからのスタートだったけど、まずは出れることがすごいと感じるし、先週優勝していい形でこの試合に臨めると思う」と話した。
同コースで開催された2015年大会は、小学6年生だった桜井も生観戦したという。当時、賞金女王に輝いた全盛期のイ・ボミ(韓国)が印象的だったと言い、「目の前でプレーしてるからすごくワクワクした。プロになりたいと思った」とプロへの憧れも強くなった。
勝てば2016、17年の日本女子オープンを制した畑岡奈紗、2022年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を制した川崎春花に続く10代でのメジャー制覇となる。2週連続で大記録も懸かるが、「優勝はしたいけど、気負いすぎは良くない。楽しんでやりたい」と自然体で挑む構えを見せた。



