中島啓太が首位と2打差の2位に浮上 得意の最終日最終組で逆転Vへ照準「チャンスかな」 横浜ミナトチャンピオンシップ

 「男子ゴルフ・横浜ミナトチャンピオンシップ・第3日」(5日、横浜CC=パー71)

 10位で出た中島啓太が6バーディー、2ボギーの67でスコアを四つ伸ばし、通算8アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。最終日に逆転での今季2勝目&ツアー3勝目を目指す。

 狙い通りに最終組をたぐり寄せた。17番パー4で中島はフェアウエーからの第2打を4メートルにつけてバーディー。8アンダーに伸ばして首位と2打差に迫り「風の吹くタイミングや向きはコロコロ変わるが迷いながらは良くない。自分のクラブと球筋、ターゲットを決め切ってからプレーした。自分を信じて」と振り返った。

 3日間ともショットに大きなミスがないが、グリーン上では3パット3度の前日に続いて苦戦した。「きょうは2回。今週のボギーはほとんどが3パット」。気温が高い時期でグリーンの芝は長めの設定。「キャディーさんも言っていたが、グリーンが暑さでパンケーキみたいにフワフワしてくる。軟らかい」。タッチを合わせにくいが残り1日。「最終日なので技術だけじゃない要素が大事になる。強い気持ちで闘いたい」とチャンスで決めるしかない。

 今季、最終日最終組は5週連続を含む6度目で、6月のASO飯塚チャレンジドではプロ1勝目を挙げた。「優勝争いの状況をすべて把握しながらプレーする方が得意。チャンスかな」。今季2勝目&通算3勝目に照準を定めた。

 稲森佑貴は71と伸ばせなかったが通算10アンダーのまま初日からの首位を守った。永野竜太郎が中島と並び2位。3打差4位に中島と同学年の蟬川泰果、鈴木晃祐と佐藤大平がつけた。石川遼の弟・航は2アンダーの24位に後退した。

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