ルーキー荒川怜郁が左足親指骨折からツアー復帰「痛みが出たら棄権する覚悟をちゃんと持って」
「女子ゴルフ・大東建託いい部屋ネット・レディース」(20日開幕、ザ・クイーンズヒルGC=パー72)
2022年度のプロテスト合格者で、現在リランキング18位で出場資格を得ている荒川怜郁(橋本総業ホールディングス)が、5月のサロンパス杯以来、2カ月ぶりにツアーに復帰する。19日は9ホールのプロアマ戦に出場し、コースの最終確認を行った。
沖縄県出身の22歳。開幕戦のダイキンオーキッドレディスで初日2位、4月のフジサンケイレディスでも4日間で2位と優勝争いを演じるなど、ツアールーキーながら早くも頭角を表していた。しかし、好事魔多し。荒川は5月9日、ジムで器具を使ったウエートトレーニングの最中、20キロの重りが落下し、左足に直撃。痛みで涙を流しながらも、自ら車を運転して病院に駆け込んだところ左足親指の骨折が判明した。
2週間前にようやく練習を再開。まだ万全な状態ではなく、18ホールのラウンドもできていないという。療養期間中はツアー中継を観戦。頭の中で「焦ってはいたけど、焦っても骨は治らないので。試合を見て勉強して、実際に今までやってきたことを振り返って何が悪かったかを考えてた」と自分のゴルフを整理した。幸いなことに前半戦の活躍で、リランキング18位と中盤戦以降の出場権は確保できた。「全部予選落ちしたと思えばいいかなって」と表情は明るい。
療養期間は体を動かせなかったが、「食べ過ぎたんです(笑)。」と食事量は変わらず7キロ増量。ただ、怪我の功名なのか武器の飛距離は維持していて「脂肪で何とかしました」と笑顔を見せた。
復帰戦の目標は「無理しないこと。痛みが出たら棄権するという覚悟をちゃんと持つ」と表情を引き締めた。まずは18ホールの完走を目指し、「予選通れたら最高です」とさらなる結果へ力を込めた。


