前週優勝パター外し「カップが小さく見える(苦笑)」20歳長野泰雅が“タイガチャージ”暫定2位浮上
「男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミー・カップ・第2日」(30日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
10位から出た長野泰雅(20)=福岡地行=が5バーディー、ボギーなしの67をマーク。ホールアウト時点で暫定2位と順位を上げた。
前週大会の「プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品」では谷原と並び、首位で迎えた最終日最終18番パー4で、第2打を1メートルにつけた。20歳の長野に訪れたツアー初優勝最大のチャンス。だが、スライスラインを描いたバーディーパットは無情にもカップに蹴られてパー。プレーオフも立て直せず、優勝を逃した。
わずか1メートルの距離に泣いただけに、尾を引くのは無理もない。前週から気を取り直して今週に臨み、心の内では「特に引きずってない」と切り替えた。ただ、予選ラウンドの2日間で短いパターは何度も外れた。
「優勝パット外してからパターが入らないんですよ。昨日も1メートルを2回外して、ちょっと入る気がしない」と長野。ラインは読めても、頭の中で思い描いた通りには打てない。「まずカップ小さく見える。1、2メートルは一番気持ち悪いですね。5メートルくらいが入れやすい。スライスラインはほとんど入らない」と苦笑いを浮かべた。
「昨日も合わせて取り損ねが多いですね」とパターは絶賛苦戦中だが、ショット力の高さで9アンダーとスコアを作り上げた。今季はドライビングディスタンス11位と飛距離はある上に、パーオン率70・525%の10位とショットの精度も高い。バーディー率全体4位と地力も爆発力もあり、いつ初優勝してもおかしくない。
まだ20歳。年相応な一面もある。活躍すれば大金を稼げるツアープロだが、大会中の長野の食事は「(食事を)早く済ませたい。好きなもの食べてるんで問題ない」という理由でファミレスを利用することが多い。大会前には小田孔明と宿泊するホテル下のガストに足を運んだ。
趣味はゲームセンターのメダルゲーム。大会中でもラウンドが終われば行くこともあり、時には何時間も熱中する。この日も午前組のラウンドで好成績を残し、3日目はスタート時間の遅い組で回ることが濃厚。「きょうは早いんで、このあと(ゲームセンターに)行きます」。前週大会のリベンジへ、まずはリフレッシュしたい。



