稲見萌寧が上位浮上「気持ち的にはだいぶ楽」周囲は爆笑?「ハマった」珍練習の効果てきめん
「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第2日」(23日、カメリアヒルズCC=パー72)
14位で出た稲見萌寧が5バーディー、2ボギーの69でスコアを三つ伸ばし、通算6アンダーで終えた。前半スタートの選手ではトップと2打差の暫定2位。初日首位の岩井明愛は70で二つ伸ばし、通算8アンダーで暫定首位。前週優勝の山下美夢有や佐藤心結、桑木志帆も6アンダーで終えた。
稲見は2ホール目の11番パーで残り176ヤードの第2打を4番ユーティリティーで2メートルにつけてバーディー。12番パ4でも4メートルを沈めて連続とし「ショットがよくなってきて、気持ち的にはだいぶ楽」と明るい表情を浮かべた。
今週月曜の夜から取り組む練習が「ハマった感じ」。ゴルフ用のサンドバッグを練習時のスイングの合間に打つ(叩く)ことで、正しいインパクトの感覚を体に覚え込ませた。
これまでクラブが寝て入りボールの手前に最下点が来てしまい、重心も右に残っていたのが改善。理想のフェードボールが打てるようになり「左右のコントロールができる。(打ちたい方向にスタンスの)向きを特定できる」と深いラフに入れるとやっかいなコース攻略につながった。
ただ一つ問題は練習時の光景。「飛ばないようにキャディーさんがサンドバッグの上に座ってくれてるんで、いじめてるみたいに見られちゃう。練習場でちょっと笑いが取れてます」
開幕前を含め、これが今年4度目のスイング改造。「もう何回もゼロに戻ってを繰り返してる。だから、完成度はまだ始めたばかりで、また今週もゼロからという感じ。光は見えたというくらい」というが、こんな位置で決勝ラウンドに進むのは久しぶりだ。
3月末のヤマハ・レディース葛城からの3戦連続を含め6度の予選落ちを喫する苦しいシーズンを過ごしてきた。ようやく本来いるべき場所に戻り「頑張ってそこ(上位)を目指したい」と言えた。
「きょうはこの後、おいしくアップルパイを食べに行こうと思う」。週末に備えたラウンド後の練習を始める前に、笑顔でコース内の飲食会場に向かった。



