馬場咲希は3度の“目玉”に苦戦 一時9位浮上も17番で2個目のダボ後退「明日にこの気持ちをぶつける」

 3番でティーショットを放つ馬場咲希。通算9アンダーで20位(共同)
 5番でショットを放つ馬場咲希。通算9アンダーで20位(共同)
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 「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第3日」(25日、サイアムCC=パー72)

 アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は6バーディー、2ダブルボギーの70でスコアを二つ伸ばし、通算9アンダーで前日と同じ20位で終えた。

 馬場は前日はボギーの1番パー5をこの日はバーディーでスタート。第2打をグリーン手前フェアウエーまで運び、第3打のアプローチを10センチに寄せ、楽々と沈めた。しかし4番パー3は第1打がグリーン左のバンカーへ。ボールは砂に埋まった目玉状態で、第2打はピンを大きくオーバーして3パットのダブルボギーとした。

 それでも「一日の悪いところは全部使い切った」と前日のボギー発進後のように気持ちを切り替え「バーディーを取れるところはたくさんあるので狙っていこう」と闘争心に点火。4、5、6番で3連続バーディーを奪った。

 8番パー3では第1打をグリーン右手前のバンカーに入れ、これも目玉状態に。「今度は絶対にミスしないように。絶対に寄せてやる」と1メートルにつけてパーで切り抜ぬけると、後半も10、13番でバーディー。11アンダーまで伸ばして一時9位タイまで浮上したが、最後にまた一難あった。

 17番パー4はフェアウエーからの第2打がフェースの先に当たって飛ばず、グリーン手前のバンカーへ。これがこの日3度目の目玉状態で、直接ピンは狙えずに横に出すだけ。今度はボールに落ち葉がかかってスピンをかけられず、アプローチはピン奥についた。

 「その後のパターを決める予定だったが、外れちゃってめっちゃショックだった」とダブルボギーとしたが、この悔しさを晴らすチャンスはあと一日ある。「きょうは感覚的には悪くなかった。あしたにこの気持ちをぶつけてやろうと思う」と話した。

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