畑岡奈紗 バーディー量産で猛追2位浮上 「とにかくチャンスに多くつけて」逆転Vへ

 「米女子ゴルフ・ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ・第3日」(21日、レークノナ・クラブ=パー72)

 5位から出た畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=は7バーディー、1ボギーの66と伸ばし、通算11アンダーの205で首位と3打差の2位に浮上した。笹生優花は67をマークし、通算6アンダーで6位。73と崩れた古江彩佳は2アンダーの18位に後退した。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が14アンダーで首位。大会出場は過去2年のツアー優勝が条件で、29人が予選落ちなしで争う。

 最終18番、畑岡は冷静にラインを判断した。右に曲がるスライスを読み切り、4メートル先のカップにボールが沈むと力強く拳を握った。猛追の7バーディーに「後半はパットが良くなり、いいバーディーがたくさんあった」と表情を崩した。特に後半は6バーディーの圧巻の内容。開幕戦での逆転優勝を射程に捉えた。

 これまで苦手意識を抱いていたスライスラインの攻略が好スコアにつながっている。「この大会はスライスのバーディーパットが多い。いいイメージがついてきている」と好感触を口にした。最終日は首位ヘンダーソン、2位で並ぶN・コルダと最終組でプレー。「とにかくチャンスに多くつけて、いかにそれを決められるか」とV奪取へ燃えている。

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