「米女子ゴルフ・最終予選会・Ｑシリーズ・第１日」（８日、ハイランドオークスＧＣ＝パー７２）

　２５位から出た西村優菜（２２）＝スターツ＝は２バーディー、４ボギーの７４でスコアを二つ落とし、通算７アンダーの４２位に後退した。１７位から出た勝みなみも２バーディー、２ボギーの７２で１０アンダーの２６位に後退。６６位から出た識西諭里は６８をマークして６アンダーの４９位に上がった。１１日までの計８ラウンドで争い、２０位までが出場カテゴリーの１４番目の優先順位で来季多くの出場機会を得られ、４５位までが１５番目の優先順位で限られた試合の出場資格を得られる。

　２番でバーディーが先行した西村だったが、８番パー４で流れを失った。第１打は「あと１ヤード（飛んで）前ならフェアウエーだった」というが、ボールは深いラフの中で第２打はグリーンに乗せるのがやっと。３０メートルの長いバーディーパットはカップをオーバーし、返しも入らずボギーとした。第１週から２打も落として４２位発進。「出遅れは結構大変だが、あと３日ある。前向きに伸ばしていければ」と２０位以内へ巻き返しを期した。