西村優菜が42位に後退 勝みなみは26位、識西諭里49位 米女子ゴルフ最終予選会

 「米女子ゴルフ・最終予選会・Qシリーズ・第1日」(8日、ハイランドオークスGC=パー72)

 25位から出た西村優菜は2バーディー、4ボギーの74でスコアを二つ落とし、通算7アンダーの42位に後退した。

 2番パー4はピン上3メートルを沈めてバーディーが先行した。しかし、8番パー4はラフからの第2打がグリーンには乗ったものの手前の段。30メートルほどの長いバーディーパットはカップを大きくオーバーし、返しも入らずボギーとした。

 9番もボギーで折り返すと、後半も流れをつかめない。13番パー3は1・5メートルにつけてバーディーとしたが、14、15番はいずれも2メートルほどのパーパットを決めれず連続ボギーとした。

 「いいティーショットが打てても、いいラインから打てなかったり。そういうアンラッキーが多くて、ずっとフラストレーションがたまる感じだった」。8番は「(第1打が)あと1ヤード(飛んで)前ならフェアウエーだった」というが、ボールはラフに「ごく埋まってしまっていて」とグリーンに乗せるのが精いっぱいだった。

 第2週に突入した最終予選会は、第1週からの8ラウンド合計で20位までが14番目の優先順位で来季多くの試合に、45位までが15番目の優先順位で限られた試合と下部ツアーの出場資格を得られる。

 第5ラウンド終了時点で12アンダーの17位タイとは5打差。「ショットは先週よりはいいと思う。かみ合えばという感じ。出遅れは結構大変だが、あと3日ある。前向きに伸ばしていければ」と、20位以内を目指して巻き返しを期した。

 17位から出た勝みなみは2バーディー、2ボギーの72で通算10アンダーのまま、26位に後退。66位から出た識西諭里は6バーディー、2ボギーの68で四つ伸ばし、通算6アンダーで49位に上げた。

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