松山英樹「うまくいかなかった」6番でトリプル、14番でダボ 通算3オーバーで終了

 6番でパットを外し、うつむく松山英樹
 6番でティーショットを放つ松山英樹
2枚

 「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第3日」(16日、セントアンドルーズ・オールドコース=パー72)

 55位から出た松山英樹は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの76でスコアを四つ落とし、通算3オーバーでホールアウトした。

 太陽が出て比較的暖かく風もそれほど強くないコンディションの中で、松山が大苦戦した。4番パー4でボギーが先行すると、6番パー4では第1打が右に飛んでアンプレアブル。第3打をピン手前15メートルにつけたものの、最初のパットが2・5メートルもショートするなど、まさかの4パットでトリプルボギーとなった。

 7、9番でバーディーを取り返し後半へ。しかし、11番をボギーとすると14番パー5でも悪夢が待っていた。第2打をグリーン手前のポッドバンカーへ入れると、1度目のバンカーショットはピンまでのマウンドを越えずに逆戻りして再び同じバンカーへ。結局このホールはダブルボギーとした。

 最終18番でバーディーを奪い意地は見せたが、ホールアウト時点で暫定80位と大きく順位を落とした。

 ホールアウト後、取材に応じた松山は「まあうまくいかなかったですね」と苦しい一日を振り返った。

 6番の右の茂みに入れたティーショットは左からの風の影響ではなく「打ちミスですね」と説明。パッティングについては「ラインが合えばタッチが合わなかったり、タッチが合えばラインが一筋違ったり、そういうのを繰り返してる」とし、最後は「明日、あと1日あるのでいい形で終われるように頑張りたい」と前を向いた。

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