キンクミ 2位浮上 11年ぶりV見えた ギャルファーから32歳オトナのゴルファーに
「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第3日」(25日、カメリアヒルズCC=パー72)
9位から出た金田久美子(32)=スタンレー電気=が4バーディー、1ボギーの69でスコアを三つ伸ばし、通算5アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。最終日に2011年フジサンケイ・レディース以来の通算2勝目を目指す。ささきしょうこは71で通算7アンダーに伸ばし首位を守った。3打差3位は永井花奈、山下美夢有。5打差5位に黄アルム(韓国)、蛭田みな美、川岸史果、藤田さいきがつけた。
真っ白なレディーが緑の芝の上で輝いた。金田が2番パー4で2・5メートルを沈めると、続く3番パー4も2・5メートルにつけて連続バーディー。前日に続く強風下で上位選手がスコアを落とす中で、三つ伸ばした。
「60台で回れたので大満足。前半で結構バーディーが来て、ショットもよかったし、目標がイーブンくらいだったので余裕を持って一日ラウンドできた」。そう振り返ってうれしそうに笑った。
前日に続き、細身の体が吹き飛ばされそうな風の中で「無理をしない。ピンを狙いたくても風側に打っていく」と心がけた。後半はラフに入れても挽回し、ボギー一つにとどめてみせた。
30度近い気温と日差し対策も完璧。上下とも白で、シャツはデコルテ(首元から肩にかけたあたり)部分がシースルー。日頃からSNSで抜群のファッションセンスを披露する金田らしく、涼しげにさっそうとプレーした。
天才ゴルフ少女からギャルファーを経て、大人のゴルファーになった。腰痛に苦しみ2019年を最後にシード権を喪失。推薦出場の立場で「試合に出られることが当たり前じゃない。感謝の気持ちで前向きにプレーできている」とゴルフの楽しさを感じている。
腰痛はオフの体幹トレでスイングができるまでに回復。「ケガの功名?」という「フィニッシュをとらない感じのハーフスイング」は継続し、スコアの安定につなげている。
「自分のゴルフに集中することかな。あしたも風が強いので耐えるゴルフをしたい」。14年NEC軽井沢72以来の最終日最終組で、11年フジサンケイ・レディース以来、11年ぶりの2勝目を目指す。




