ウッズ 全英OP出場明言「体の状態を見て決めたい」

 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(10日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 25歳のスコッティ・シェフラー(米国)がスコアを一つ伸ばして通算10アンダーとし、2日目からの首位を守って初優勝した。今季、通算とも米ツアー4勝目。64で回ったロリー・マキロイ(英国)が3打差の2位。昨年2月の自動車事故から復帰したタイガー・ウッズ(米国)は13オーバーで47位だった。

 ウッズは最終日も、自動車事故の影響で痛みの残る右脚をかばいながら歩いた。パットに苦戦して2日連続の78。「1カ月前でもプレーできるか分からなかった。マスターズは特別な大会。ベストなプレーはできなかったが、素晴らしい1週間だった」と復帰戦をしみじみと振り返った。

 ラウンド後の英国のテレビインタビューで、7月に英セントアンドルーズで開催される全英オープン選手権への出場を明言。それまでは未確定とし、5月に実施される次のメジャー、全米プロ選手権(米オクラホマ州)について「出場できるように準備して、体の状態を見て決めたい」と前向きに話した。

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