ウッズ 復活への第一歩 愛息チャーリー君と事故後初の試合形式でプレー

 2月の自動車事故で右脚に重傷を負い、ツアーから戦列を離れている男子ゴルフのタイガー・ウッズ(45)=米国=が18日、米フロリダ州オーランドのリッツカールトンGC(パー72)で始まったエキシビションマッチ、PNC選手権に出場した。事故後、試合形式でプレーしたのは初めて。時折切れ味鋭いショットを放ったが移動は乗用カートで、脚の痛みを訴えるシーンもあり、本格復帰にはまだ時間がかかりそうな状況をうかがわせた。大会は2日間。

 大会は各時代の名選手たちが息子や孫らとコンビを組み、スコアを競う。ウッズは、12歳の息子・チャーリー君と出場。父と組んだジャスティン・トーマス(米国)と一緒に最終組を回った。

 オレンジ色のポロシャツと黒いパンツ、帽子でそろえたウッズ親子が1番ティーに現れると大きな拍手が起こった。3番から3連続、12番からも3連続でバーディーを奪い、そのたびに2人はグータッチした。

 ウッズはショートアイアンでのショットにかなりの切れ味を見せた。だが、終始カートに乗って移動し、歩くときは右脚を少し引きずるようなそぶりも。ドライバーを振った後に痛みを訴えることもあった。

 プレー後「カートに乗ってのプレーは残念だったし、ボールが思ったように飛ばないこと、ラインに出ないことにとてもいら立った」と不満そう。それでも「昔の自分のようないいショットも2つか3つあったし、息子と一緒に試合に出られたこと、そしてファンがとても僕のことを気にかけてくれたことがうれしい」と語った。

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