渋野「最終日を迎えるのが怖かった」「実家のワンちゃんと遊びたい」【一問一答】
「女子ゴルフ・米ツアー最終予選会・最終日」(12日、ハイランドオークスGC=パー72)
2週間にわたり、計8ラウンド144ホールで争われた最終予選会が終了した。古江彩佳(21)=富士通=は通算18アンダーの7位、渋野日向子(23)=サントリー=は10アンダーの20位で来季米ツアー出場資格を獲得した。首位のスコアは33アンダーだった。
中継インタビューによる渋野の一問一答は以下の通り。
-最終日を振り返って。
「すごく昨日悔しくて、最終日を迎えるのが怖かったんですけど、何とかアンダーで回れたのはいい締め方はできたと思いますし、本当にいい経験ができた」
-8番のバーディーからチャージをかけた。
「前半はオンラインに乗っていてもショートというのが多かった。どこかでギアを上げないとと思っていた中で8番はいいところについてくれて、それが入ってくれた。すごくいい流れが途中まで続いていたと思うけど、なかなか最後の方は入らなかったのでちょっと悔しいなと思いながら回っていました」
-最終日は伸ばさないといけない状況で集中したゴルフをしていた。
「昨日、七つ落としてしまったので、今日は2桁(アンダー)に行ってもたぶん無理かなと思っていた。ギリギリ2桁までは持っていけたらいいかなというふうには思っていたので、とりあえず最後まで攻めるゴルフができたらいいなと思いながらやっていました」
-普通の試合と違うプレッシャーや緊張感があった。
「最初の方とかは一つのミスに対して、そんなに気にしなくていいかなというふうに考えながら回っていた。やっぱり日に日にプレッシャーと戦って、自分で追い詰めてという感じだった。のびのびできる環境ではなかったけど、それでも自分らしいゴルフができた日もあれば、全てさらけ出してしまった日もあった。トータルでは自分の成長した部分も見られましたし、まだまだだなと思う場面もあったりして、何か忙しかったです」
-オフはどのように過ごす。
「来年、自分がこっちの試合にどれだけ出られるか分からないですけど、そのためにたくさん準備もしないといけないと思う。そこの準備もしながら、家族とゆっくりしたり、実家のワンちゃんと遊んだりとかできたらいいかなと思います」
-常時出場圏内の20位が決まった時の心境は。
「20位か21位かどっちかなみたいな感じだったんですけど、ギリギリ入れて良かったです」
-来年米ツアー参戦する上で楽しみにしていることは。
「1年間通して全試合に出られるわけではないと思うんですけど、たくさん戦えると思う。いろんなところに行ったりとかして、移動の大変さとかいろいろ感じることができるのはいい経験だと思うので、めちゃくちゃ楽しみです」