「米女子ゴルフ・最終予選会・第２週第２日」（１０日、ハイランドオークスＧＣ＝パー７２）

　前日に続き濃霧の影響で開始が遅れた中、日没順延となった第５ラウンドの残りと第６ラウンドが行われた。古江彩佳（２１）＝富士通＝は第５ラウンドの残り２ホールで一つ伸ばした後、９位から出た第６ラウンド１８ホールを４バーディー、１ボギーの６９で回り、通算１６アンダーの５位につけている。首位のルサンブシャール（フランス）とは１１打差となっている。

　第６ラウンドはインからスタートし、１１、１２番で連続バーディー。１８番で一つ落としたが、後半アウトの３番と５番で取り返した。２０ホールを消化した長い一日を「落ち着いてラウンドはできたかなと思う。今日もアンダーで回れて良かった」と淡々と振り返った。

　第１週の第３ラウンド以来となる６９をマークし、「久しぶりに６０台で上がれたのでうれしい。バーディーもいつもよりは取れたかなと思うので良かった」と笑顔を見せた。体力面については「大丈夫です」と元気に即答し、「明日も自分のプレーで頑張りたい」と話した。

　１０位から出た渋野日向子（２３）＝サントリー＝は４バーディー、１ボギーの６９で回り、通算１４アンダーの７位に浮上している。

　１１０人が出場した最終予選会は２週にわたり、計８ラウンド１４４ホールで争われる。第１週７２ホールの６２位タイまでの上位７４人が第２週（９～１２日、ハイランドオークスＧＣ）に進出。第１週のスコアは持ち越され、最終的に４５位までが来季のツアー出場資格を得る。常時出場するためには２０位前後に入る必要がある。