渋野日向子 2オーバー81位発進 響いた7番ダブルボギー「怒りまくり」
「米女子ゴルフ・最終予選会・第1週第1日」(2日、マグノリアグローブ・フォールズC=パー71、クロッシングズC=パー72)
来年のツアー参戦を懸けて開幕し、渋野日向子(23)=サントリー=は2オーバーで81位と大きく出遅れた。古江彩佳(21)=富士通=は3アンダーで14位。大会は2週(計8ラウンド)に分けて開催。前半は110人が出場し、各コースを2度ずつ回る。70位タイまでが次週の後半に進み、後半の45位までが来季の出場権を得る。
渋野が初日から劣勢に立たされた。フォールズCを回り、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73。1番をバーディーで発進したが、7番パー4で落とし穴にはまった。
フェアウエーからの第2打はグリーンを越えて奥のペナルティーエリアへ。4打目もピンに寄らず、5メートルのボギーパットを外してダブルボギーとした。「7番の2打目は自分が思ったより、はるかかなたに飛んで行ってしまった。びっくりした。あのダボからリズムを取り戻すことができなかった」と、ここから失速した。
「パットも打った瞬間から、もう外れたと思うようなのが多かった。途中から怒りまくっていた」と反省。15番パー4でも第2打をグリーン左の茂みに外すなど精彩を欠いた。
それでも最後は「いいところもあったので、そこを見失わないようにしたい」と気を取り直すように話し、「今から練習場に行きます。今日は打ち込みます!」と前を向いた。