杉原大河 3アンダーで14位 ド派手にプロデビュー「アマとの違い全然ない」

 「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス」(18日、フェニックスCC=パー71)

 プロデビュー戦となった杉原大河(22)=東北福祉大4年=は6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、3アンダーで首位と5打差の14位。幼少時に訪れた思い出のコースで好スタートを切った。市原弘大(39)=フリー=と秋吉翔太(31)=ホームテック=が8アンダーで首位。昨年の覇者で賞金ランク1位の金谷拓実(23)=ヨギボー=は71で45位と出遅れた。

 320ヤード超の飛距離を武器にする杉原が、ど派手にプロデビューした。6バーディーを奪う一方でボギーとダブルボギーが各1つの68。「アマとしてプロの試合に出ていたときより緊張がなかった。わくわく感ばかりだった」という。

 4番パー5でスーパープレーを見せた。第1打を左の林に入れ、第2打は目の前の枝にぶつけて200ヤードを残した。グリーンそばのバンカーに入れてもいいと思い、5番アイアンで低く打ち出そうとしたが、打球は思いのほか上がった。枝と枝の狭い空間を抜け、行ってみればピンそば50センチに止まっていた。「僕らしいっちゃあ僕らしい初バーディーでした」と頭をかいた。

 小学校入学前だった2004、05年にタイガー・ウッズ(米国)が出場したこの大会を家族で訪れた。ゴルフに興味がなく「コースの枯れ葉を拾って遊んでいた」という。くしくもその大会がプロデビュー戦となった。

 「プロになってアマとの違いが何かあるかなと思っていたが、全然なかった」。22歳の大器は「飛ばしてアドバンテージをとる」と真っ向勝負を挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス