男子ゴルフのアジア・パシフィック・アマチュア選手権は６日、アラブ首長国連邦のドバイ・クリークゴルフ＆ヨットクラブ（パー７１）で最終ラウンドが行われ、世界アマチュアランキング１位の中島啓太（日体大３年）がプレーオフの末に優勝し、来年の海外メジャー大会、マスターズ・トーナメントの出場権を手にした。

　１打差の単独首位から出た中島は４日連続の６０台となる６８で回り、通算１４アンダーで並んだ許龍一（香港）との１８番パー４を繰り返すプレーオフに突入。１ホール目はともにパーで、２ホール目に中島がバーディーを決めた。

　日本勢の優勝は２０１０年、１１年を２連覇した松山英樹、１８年の金谷拓実に続いて３人目。中島は「松山英樹さん、金谷拓実さんに続きたかった。とても光栄。（マスターズ・トーナメントなどに出られる）来年は大きな一年になる。楽しみ」と話した。