松山66で6位 粘って32位から一気浮上 「トップ10で終われたのは良かった」

 「米男子ゴルフ・フォーティネット選手権・最終日」(19日、シルベラードリゾート=パー72)

 32位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は1イーグル、4バーディーの66と伸ばし通算13アンダーで6位に入った。30歳のマックス・ホーマ(米国)が65をマークし通算19アンダーでツアー通算3勝目を挙げ、優勝賞金126万ドル(約1億3860万円)を獲得。マーベリック・マクニーリー(米国)が1打差2位。

 18番パー5でエッジからの3メートル強をパターで沈めた。イーグルで締めくくった松山に歓声が飛ぶ。最終組より3時間以上早い組で上位に迫り「トップ10圏内で終われたのはすごく良かった」と声を弾ませた。

 首位と7打差の32位から諦めなかった。8月には9打差14位からプレーオフに持ち込んでいる。中盤まではもどかしい展開だったが「終盤に向かってショットが良くなった」と執念は最後に実った。

 16番パー5は2打目をグリーン奥のカラーまで運び、17番は1メートル強につけて連続バーディー。そして最後のイーグルと、3ホールで一気に四つ伸ばした。

 米国を主戦場として9季目も上々のスタートを切った。勝機が薄くても粘る姿勢が安定した戦績の土台だ。続く2週はオフの予定で「体力が落ちているのでしっかりトレーニングしたい。たくさんやることはある」と貪欲に語った。

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