手嶋多一 大会史上最大2位と8打差V 4人目の両OP制覇「すごく名誉」

 「男子ゴルフ・日本シニアオープン選手権・最終日」(19日、シャトレーゼヴィンテージGC=パー71)

 手嶋多一(52)=ミズノ=が首位から7バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算19アンダーで初優勝した。ストローク数、2位との8打差とも大会新記録。賞金1600万円を獲得した。66をマークした桑原克典が通算11アンダーで2位に入った。69で回った飯島宏明が10アンダーの3位、72の深堀圭一郎が8アンダーの4位。

 レギュラーツアー通算8勝の手嶋が、50歳以上のゴルファー日本一に輝いた。4日続けて60台のスコアを並べ、2位との8打差は大会史上最大。最終ラウンドは2メートル前後につける正確なショットを連発した。2001年に日本オープンを勝ち、シニアとの「両オープン制覇」は青木功、中嶋常幸、谷口徹に続く4人目の快挙。「すごく名誉なこと。正直、最近は自信を失いつつあったので、この勝利をレギュラーツアーにもつなげたい」と気持ちを新たにしていた。

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