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稲見萌寧が国内メジャー初V!大会新通算19アンダーで逆転 賞金ランキング首位浮上

 ウイニングパットを決めバンザイする稲見萌寧(撮影・開出牧)
 撮影中、重い優勝カップに耐えかねて肩に乗せて笑顔を見せる稲見萌寧
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 「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・最終日」(12日、静ヒルズCC=パー72)

 1打差2位から出た東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22)=都築電気=が8バーディー、ノーボギーの64をマークし、大会新記録の通算19アンダーで逆転優勝を飾った。国内メジャー初制覇で20-21年統合シーズン8勝目、初めて賞金ランキング1位に躍り出た。単独首位で出た西郷真央は4打差の15アンダーで2位、大山志保は14アンダーで3位だった。植竹希望が13アンダーで4位に入った。

 終わってみれば圧勝だった。首位と1打差から出た稲見がボギーなしの64で回り、2位に4打差をつけての逆転勝利。最終18番、短いウイニングパットを沈めると高々と両手を掲げ、満面に笑みを浮かべた。「やっぱり一番の目標としていたメジャー優勝が達成できて、それが一番うれしい」と声を弾ませた。

 1番のバーディー発進でトップに並ぶと、前半アウトでさらに三つ伸ばした。後半インも10、11番で連続バーディー。13番パー4は残り202ヤードの第2打を3番ユーティリティーで乗せ、右奥3メートルから沈めた。予選ラウンド2日ともボギーだった難関を突破し、一気に後続を突き放した。

 今大会の会場では小学生時代、月に数回のペースで通い、併設のショートコースをメインに腕を磨いた。「私の中で静ヒルズは難しいイメージしかなかった。このコースで勝てると全く思わなかった。最後の2日間でこれだけ伸ばせたのが信じられない」と自身の成長を実感した。

 今季獲得賞金は2億円を突破し、ついにランキング1位に立った。「今はものすごく気にしているわけではない。あとは2桁優勝が目標なので、それよりも目の前の一試合を大事に勝ち続けたい」と、あと1勝に迫った節目のツアー通算10勝目を次なるターゲットに定める。

 大会記録を更新する19アンダーでの快勝劇にも「圧倒的なゴルフをしたという感覚はない」と言い切る。「自分の中ではミスをしたり、違和感もあったりしながらも頑張って結果をつくっている感じ」と表現する。「不可能に近いけど、誰もが勝てないぐらいの実力をつけたい」というのが究極の夢だ。「完璧主義者なので、全部が完璧になるまで突き詰めて頑張りたい」。飽くなき向上心が稲見をさらに強くしていく。

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