東京五輪で銀の稲見萌寧 メジャー初V射程圏 10位→1打差2位タイに急浮上

 3番、ティーショットを放つ稲見萌寧(撮影・開出牧)
 ラウンドの合間に髪をなびかせ笑顔を見せる稲見(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・第3日」(11日、静ヒルズCC=パー72)

 10位から出た東京五輪銀メダリスト稲見萌寧(22)=都筑電気=が8バーディー、1ボギーの65をマーク、通算11アンダー2位へ浮上。8月のニトリレディースに続く今年7勝目、通算9勝目を射程に捕らえた。

 ムービングデーに銀メダリストがチャージをかけた。この日はアイアンショットが切れ、2番5メートル、4番2メートル、5番4メートル、9番2メートルとショットをピンに絡めてバーディーを量産。後半も第2打を池に入れた17番こそボギーをたたいたが、4つのバーディーを奪った。

 「今日はショットが(ピンの)近くについてくれ、バーディーチャンスが多かったのがよかった」

 最終日は1打差で西郷を追う展開となったが、気負いはまったくない。「もちろん優勝はしたい。うまく自分をコントロールすることが大事になる。でも、毎日楽しく回るようにしているので、明日もミスしても笑って終われるようにしたい」。今季絶好調で勝負強さも持ち合わせるだけに、余裕すら感じさせた。

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