渋野日向子 最終日75で34位「成長が結果に結び付いていない」

 「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・最終日」(22日、カーヌスティ・リンクス=パー72)

 首位と5打差の18位から出た2019年大会覇者の渋野日向子(22)=サントリー=は、5バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算1アンダーで34位に終わった。

 1、2番と連続バーディー発進を決めたが、3番と5番でダブルボギー。さらに6、7番も連続ボギーをたたき、前半アウトで四つ落とした。

 後半インも10番でボギー、12番バーディー、13番ボギー、直後の14番でバーディーと出入りの激しいゴルフで伸ばし切れなかった。16番パー3でバーディーを奪い、アンダーパーでホールアウトした。

 「スタートからすごく良かった分、自分自身で崩してしまって、なかなか切り替えができず、最後まで引きずってしまったというゴルフだったので、本当に悔しかった」と振り返った。

 一方で「今日はバーディーも5個取れた」と手応えを口にした。4ボギー、2ダブルボギーをたたくなど「微妙な流れの中でもバーディーを取ることができた。(12番、14番の)パー5で切り替えられるような状況を自分で作れたというのはすごく成長したことかなとは思うけど、それが結果に結び付いていないので、まだまだだなと思います」と冷静に現実を見つめ直した。

 ほかの日本勢は、古江彩佳が通算5アンダーで20位、畑岡奈紗が3アンダーで26位、笹生優花はイーブンパーで39位だった。首位で出たアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)が通算12アンダーで逃げ切り、09年全米女子プロ選手権、17年エビアン選手権に続くメジャー3勝目を飾った。

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