梶谷翼、初世界プロ戦へ「予選通過」高校卒業後はアメリカ志向

 オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権で日本人初優勝を果たした梶谷翼(17)=滝川二高3年=が23日、神戸市の同校からオンラインで優勝報告会見を行った。帰国後の隔離期間を経て、新学期初登校。瀧川好庸校長から花束を贈られ、「周りの方々のサポートのおかげで優勝することができた」と感謝の言葉を口にした。

 会見では色紙に「世界一のプロゴルファー」と記したが、今回の優勝で全米女子オープン(6月3~6日)と全英女子オープン(8月19~22日)の出場権を獲得。「初めて世界でのプロの試合になる。予選通過を目指して頑張りたい」と次の目標を掲げた。

 今後は出場が決まっている関西女子アマチュア選手権(5月12~14日)、国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストン・レディース(同21~23日)に向け、本格的な練習を再開する。高校卒業後の進路については「具体的には決めていないけど、おそらくアメリカに行くと思う」と改めて海外志向を強調した。

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