松山英樹を中学時代から取材した大西建志氏 高校から見据えていた世界の舞台

 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(11日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 2位に4打差をつけてスタートした松山英樹(29)=LEXUS=が4バーディー、5ボギーの73で通算10アンダー、2位に1打差をつけて大会初優勝、日本男子初のメジャー制覇を果たした。松山を中学時代から取材してきたデイリースポーツOBの大西建志氏が語る。

  ◇  ◇

 松山君を中学時代から見ていますが、何もかもレベルが違っていました。特に同年代の選手と比べ、飛距離が半端なかったです。学校では時間があれば、リフティングやアプローチ練習を遊び感覚で楽しんでいました。クラブでボールを自由自在に操っているようでした。

 高2で四国アマを制しましたが「スコアがあまり良くないから」とうれしそうでなかったことも強烈に印象に残っています。高校時代から世界を見ていました。

 早藤キャディーがコースに一礼して世界中から注目を集めています。あれは明徳ゴルフ部の高橋章夫監督の教えです。明徳の部員はコース到着時、スタート前、ラウンド終了後と部員は必ず一礼します。私も明徳ゴルフ部にあやかり、プライベートゴルフでは頭を下げてからティーオフしています。

 中学時代から「夢はマスターズ優勝」と公言していましたが、いつかこの日が来ると思っていました。ジュニア時代の松山君を取材できたことは私の財産です。おめでとう!(元デイリースポーツ四国地区ゴルフ担当・大西建志)

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