“女タイガー”笹生優花、68で好スタート ボギーフィニッシュには苦笑い

 「女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯・第1日」(10日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 第1ラウンドが行われ、前週のゴルフ5レディースでプロ2勝目を挙げた小祝さくら(22)=ニトリ=が4バーディー、ノーボギーの68でラウンド。首位と2打差の5位という好スタートとなった。首位は青木瀬令奈(27)=マツシマホールディングス=とイ・ミニョンの66。今季2勝の笹生優花(19)=ICTSI=は小祝と同スコア、5位に並んだ。

 “女タイガー”笹生も好スタートを切った。6番からの3ホール連続を含む5バーディーを量産。首位に2打差につけ「まずは明日予選を通過をしたいので、初日としてはよかったかな」と余裕の笑みを浮かべた。

 不慣れなリンクスでも飛距離でアドバンテージを握った。500ヤードの6番パー5は第1打でドライバーを持たなかったが、それでも2打目はピンまで残り234ヤード。3番ユーティリティーで2オンに成功し、難なくバーディーを奪った。

 悔やまれるのは最終18番パー5。第1打を左へ曲げてボギーフィニッシュ。「フェアウエーが狭いのでラフに入っちゃうのはしょうがない。できるだけフェアウエーに残すようには頑張っていますけど…」と苦笑いで振り返った。

 2日目以降に向けては「力まずに臨む」ことをテーマに掲げた。「ティーショットをフェアウエーに置きたい気持ちがあっても、こういうセッティングでは毎回そうはいかないのだから、あまり力まないようにしたい」。いい意味で“脱力”し、Vへの流れを引き寄せる。

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