河本結が自己最高の4位 優勝争いで課題も「強くなっていきたい」

 「米女子ゴルフ・ドライブオン選手権・最終日」(2日、インバネス・クラブ=パー72)

 4位から逆転を狙った河本結(21)=リコー=は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72と伸びず通算3アンダーで4位だった。初日から首位のダニエル・カン(米国)が70で通算7アンダーに伸ばし優勝。通算4勝目で、賞金15万ドル(約1600万円)を手にした。セリーヌ・ブティエ(フランス)が1打差の2位。2月から休止していたツアーの再開戦だった。

 難しいコース設定に、めまぐるしく変わった天候。アンダーパーが5人だけの我慢比べで、河本は4位に残った。米ツアー自己最高成績に「準備してきたことは間違っていなかった。自信になる」と声を弾ませた。

 2打差を追って出た1番でいきなりチップインバーディー。悔やんだのは12番パー3のボギーでティーショットが乱れた。2・5メートルほどのパーパットを外して逆転が遠のき「一つのミスが流れを悪くした。付いていた運が離れていくようなプレー。もったいない」

 日本で19年1勝し、海を渡って1年目で今回が4戦目。「優勝するにはもっと精神力も経験も技術力も上げていかないと、とすごく感じた。強くなっていきたい」。優勝を争って見えた課題を、実感を込めて語った。

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