ウッズ、日本が「恋しかった」 4年ぶり来日で大迫傑、萩野公介らに金言

イベントに登場し「タイガーコール」に笑顔で応えるタイガー・ウッズ=東京・児童青少年センターフレンズ本町(撮影・開出牧)
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 4月に行われた男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで14年ぶりの復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ(43)=米国=が20日、都内で「タイガー・ウッズ来日イベント ナイキ プレゼンツ『TIGER IS BACK」に参加し、トークショーなどを行った。

 来日は4年ぶりで、2日前に到着。「日本に来ることを本当に待ち望んでいた。とても恋しかった。楽しみにしていた」と、詰めかけたファンに手を振った。今回は日本初開催となる米ツアーの新規大会で日本ツアーも兼ねる「ZOZOチャンピオンシップ」(24~27日、千葉県習志野CC)に出場。ウッズにとっては06年のダンロップ・フェニックス以来、13年ぶりの日本での公式試合となる。同大会には世界ランク2位のロリー・マキロイ(英国)、31位の松山英樹(LEXUS)、107位の石川遼(CASIO)らも出場を予定している。

 イベントでは、ナイキアスリートからビデオを通じた質問に答えるコーナーもあり、男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)、リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(ブリヂストン)らに金言を授けた。

 大迫からの「20年以上第一線で活躍していると思うが、モチベーションの維持は大変だと思う。どういったことを意識しているのか?」との問いに「私のモチベーションはとにかく相手に勝ちたい、そういう気持ちがある。そのために時間をかけ、努力をしてきた。ゴルフは孤独がつきもののスポーツ。たくさんのトーナメントに勝って、相手を打ち負かす。それが本当に好きなので、これまでやってこられた」と答えた。

 萩野からの「2年前にチームのキャプテンに任命され、とても名誉なことだが、同時にプレッシャーを感じることも多い。ウッズ選手も国際大会などでチームのチームのキャプテンを経験したと聞いた。いいキャプテンの条件とは?」との質問には「キャプテン、いいリーダーでいるためには、きちんと周りの人たちに敬意を持って接してもらえるような振る舞いをすることが大事」などと回答。米国選抜と欧州選抜の対抗戦、ライダーカップで米国選抜の副キャプテンを務めた経験などを引き合いに、アドバイスを送った。

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