比嘉コース記録タイ63 圧巻スコアで9つ上昇!暫定トップ

 「男子ゴルフ・RIZAP・KBCオーガスタ・第2日」(30日、芥屋GC=パー72)

 第1ラウンドの残りから再開され、第2ラウンドは日没サスペンデッドで33人が競技を終えられなかった。比嘉一貴(24)=フリー=が、第2ラウンドでコース記録に並ぶ63をマークし、通算15アンダーで暫定トップに立った。自身初の3大会連続優勝がかかる石川遼(27)=CASIO=は、通算10アンダーで暫定7位。

 暫定順位とはいえ、首位に立った比嘉は、第2ラウンドで9つ伸ばす圧巻の内容だった。それでも本人は「調子とスコアがかみ合っていない」と複雑な顔。とてもトップをいく選手とは思えないムードを漂わせた。

 第1ラウンドの後半(アウト)から再開して、9ホールで4バーディー、2ボギー。第2ラウンドはボギーなしの9バーディーで、コースレコードタイの63。その原動力は、前週からよくなったパッティングだ。

 第1ラウンドの24パットは出場選手中、最少。第2ラウンドはさらに少ない23パットだった。今大会はツアー唯一の高麗グリーンで、芝目にボールの転がりが影響されやすいが、「(地元である)沖縄のグリーンはもっと目が強い」と言う。

 今週は石川の連続優勝が大きな焦点になっているが、それを阻む1番手に躍り出た沖縄の星。決勝ラウンドで好不調どちらの比嘉が顔をのぞかせるかで、V戦線が動く。

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