渋野日向子、予選落ち覚悟で出場「最後まで諦めないでやりたい」 副鼻腔炎で体調不良

 「女子ゴルフ・ニトリレディース」(29日開幕、小樽CC=パー72)

 前日に副鼻腔炎(ふくびくうえん)が判明した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は28日、プロアマ戦に参加。ホールアウト後の記者会見では、ショットの調子が上がらず、予選落ちも覚悟の上で出場を決めたことを明かした。

 クラブハウス内の記者会見場に現れた渋野は、ある程度元気を取り戻した様子だった。前日、練習ラウンドをキャンセルして病院で診察を受け副鼻腔炎が判明。点滴と投薬を受け、前夜祭は休んで静養に務めた結果、この日はプロアマ戦に参加できるまで回復した。「(体調は)多分大丈夫。ストレスから免疫力が下がって、ばい菌が入ったみたい」と笑みも浮かべて話した。

 体調が快方へ向かったとはいえ、まだ完全ではない。欠場して静養する選択肢もあったが、もともと来週のゴルフ5もスキップする予定だったため「(前週のCATから)3週連続休むのはヤバイので、今週は出たいと思っていました」と理由を説明した。

 会場となる小樽GCは北海道屈指の難コース。現在継続中の24ラウンドオーバーパーなしの記録更新も簡単ではない。「今は自分のショットが悪すぎる。今週は自信がないので予選落ちも仕方がないない。でも、最後まで諦めないでやりたい」と前を向いた。

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