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【綾子の視線】初Vの渋野日向子は「モノが違う」決断と実行と体の強さ

 17番でティーショットを放つ渋野日向子
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 「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・最終日」(12日、茨城GC東C=パー72)

 首位で出た黄金世代の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算12アンダーとしてペ・ソンウ(韓国)との一騎打ちに競り勝ち、ツアー初優勝を果たした。メジャー大会で初優勝したのは2016年日本女子オープンの畑岡奈紗以来、日本人選手8人目の快挙で、来年からの3年シードを獲得した。選手の心理や技術、勝負の流れなどを、デイリースポーツ評論家の岡本綾子が、自身の視線でお伝えする。

  ◇  ◇

 今日は最終組の3人ともに見どころがありましたし、久しぶりに面白いゲームを観ました。その中でも渋野さんはメジャーを勝つにふさわしい、いいゴルフをしましたよ。1番をボギーとした時は緊張がきているのかなと思いましたが、よく流れを断ち切りました。

 渋野さんはショットに中途半端なところがない。90ヤードを打つと決めたら90ヤードを打っていくからインパクトが緩まない。「決断」と「実行」ができているのが良いところ。ソフトボールで投手をやっていたと聞きますし、違うスポーツをやってきた効果が自分でも気づかないうちに出ているのだと思います。16番の2打目は左足下がりのライから、思い切り良く振り切ってグリーンを捉えましたが、これは下半身がしっかりしているからこそ。昨日、今日トレーニングしたからつく強さではなく、渋野さんには地金の強さがあります。

 4日間競技を平気で戦える体の強さを持っていますし、こういう選手はそうはいません。165センチ、62キロという体格は現役時代の私とほぼ同じ。黄金世代には有望株として名前の挙がる選手が多くいますが、何か全然違うところからドーンと出てきて、これはモノが違うぞ、という印象を受けました。ここから渋野さんの時代の幕開けにしてほしい。期待していいと思いますよ。

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