鈴木愛 万全なら大本命 東京五輪代表争いも加熱 

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第1日」(7日開幕、琉球GC=パー72)

 今季もツアーの注目を集めるのは、1998年度生まれの「黄金世代」だろう。昨季に新垣比菜、大里桃子、勝みなみがプロ1年目で初優勝を飾り、畑岡奈紗は米ツアーで2勝(日米共催のTOTOジャパンクラシックを含む)を挙げた。賞金ランクでは世代最上位8位に入った小祝さくら、ドライビングディスタンス5位(約252ヤード)の原英莉花、“ツヨカワ”三浦桃香、また下部ツアー賞金1位の河本結ら他にも実力者がズラリ。「黄金世代」の勢いはさらに加速しそうだ。

 賞金女王争いはアン・ソンジュ、申ジエを中心とする韓国勢に、2年ぶり奪還を目指す鈴木愛、比嘉真美子ら日本勢が立ち向かう構図は変わらない。鈴木は手首のけがで失速したが、昨季は前半戦だけで4勝。体が万全なら女王レースの大本命となる。

 2020年東京五輪に向け、代表争いも過熱する。女子は20年6月29日付の世界ランクに基づく五輪ランクにより選出される。現状で日本の出場枠は2。最新の3月4日付世界ランクは畑岡が日本勢最上位の6位で、鈴木が31位、比嘉が47位、成田美寿々が61位で続く。ベテランの巻き返し、新星の台頭はあるか。4年に一度の大舞台を懸けた戦いからも目が離せない。

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