シニア6年ぶりV マークセン、ゴルフ初MVPに笑顔

 「ゴルフ・日立3ツアーズ選手権」(9日、グリッサンドGC=パー37)

 国内プロゴルフの男子、女子、シニア各ツアーの賞金ランク上位選手らによる6人制の団体対抗戦が行われ、プラヤド・マークセン(52)=タイ、グレゴリー・マイヤー(57)=米国、金鍾徳(57)=韓国、米山剛(53)、山添昌良(51)、久保勝美(56)のシニアが6年ぶり3度目の優勝を果たした。マークセンが最優秀選手に選ばれた。鈴木愛らの女子が2位、石川遼らの男子が3位だった。

 今季シニアツアーで3季連続賞金王となったマークセンが最優秀選手に輝いた。チーム総ポイントの半分を獲得し「ゴルフでMVPは初めて。距離のハンディをもらって楽しくできた」と余裕の笑顔だった。

 昨年1月にはレギュラーツアーで通算6勝目を挙げるなど、衰えを感じさせない52歳。米山と組み、良い方のスコアを採用する前半戦で4バーディー、一つの球を交互に打つ後半戦も要所で好プレーを見せた。

 対戦した石川は「パット打てば入るし、アイアンは“ベタピン”。レギュラーツアーでも飛ばし屋と遜色ないのに、シニアのティーから打つなんて」と脱帽した。

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