松山、最終日での爆発ならず…専属進藤キャディーと最後のコンビも

 「男子ゴルフ・ダンロップフェニックス・最終日」(18日、フェニックスCC=パー71)

 8位から出た市原弘大(36)=フリー=が1イーグル、7バーディー、1ボギーの63で回り、通算15アンダーで逆転勝ち。今年の日本ゴルフツアー選手権の初優勝以来となる2勝目を挙げた。堀川未来夢が1打差の通算14アンダー2位。賞金ランクトップの今平周吾は通算11アンダー8位に入り、初の賞金王へ大きく前進した。石川遼は67で回り、通算6アンダー24位、松山英樹は73と崩れ、通算1アンダー44位だった。

 松山は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの2オーバー73。最終日の爆発もならず「残念な結果になってしまいました。たくさんの方が見に来てくれたのに、今日も2バーディーしか奪えなかった」と肩を落とした。キャディーの進藤大典さん(38)とは専属契約ではこの日が最後のコンビで「意見の食い違いがある中、そんなにギスギスはしなかった。来年も何試合か担いでもらう」。進藤さんも「僕でなければもっと勝てたんじゃないかとも思う」としんみり話した。

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