畑岡奈紗が1打差2位発進 パット好調8バーディー「全部真ん中から入った」

 「米女子ゴルフ・CMEツアー選手権・第1日」(15日、ネープルズ・ティブロンGC=パー72)

 畑岡奈紗(19)=森ビル=が8バーディー、ボギーなしの64をマーク。首位エイミー・オルソン(米国)と1打差の2位につけた。横峯さくら(32)=エプソン=は46位、上原彩子(34)=モスバーガー=は64位と出遅れた。この大会は予選落ちはない。(米フロリダ州ネープルズ テッド・ムース)

 4日に終わったTOTOジャパンクラシック(滋賀)で米ツアー2勝目を飾って以来のラウンドとなった畑岡。立ち上がりはグリーンをとらえきれず、パーセーブでしのぐホールが続いたが、6番で6メートルのバーディーパットを決めてロケットエンジン点火。8番で7メートルを沈め、9番は1メートルにつけた。

 後半も11番から4~5メートルを立て続けに決めて3連続。17番で8メートル、18番で12メートルと、最後まで長いパットを沈めて合計8バーディーを奪った。「グリップが結構いい力感で握れるようになった。風が強いので、構えたらすぐ打つようにした。全部真ん中から入った」と、グリーン上での好調さを説明した。

 プレー後はすぐに着替え、髪の毛をかわいらしくカールしてもらって、コース横のホテルで開かれた最終戦恒例のアワードパーティーに出席。6月のアーカンソー選手権でツアー初優勝したことから「ファーストタイムウイナー」として壇上で紹介され、記念の高級時計を受け取って、うれしそうに何度もながめていた。

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