松山「きっかけ」予感 ショット好調 18番でギャラリー沸かせた

 「男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ・第3日」(10日、太平洋クラブ御殿場C=パー70)

 前日から順延された第2ラウンドの残りが行われ、松山英樹(26)=LEXUS=は71で回り、通算イーブンパーの25位。秋吉翔太(28)=ホームテック=が68をマークし、通算8アンダーとして首位を維持した。朴相賢(韓国)が2打差の2位。石川遼(27)=CASIO=は予選落ちした。競技開始が濃霧で遅れて大会は54ホールに短縮、加算賞金額は当初の75%となる。

 松山が今大会、初めてギャラリーを沸かせた。18番パー5の第2打。左林からのショットは、目の前に立つ木と木の間1メートル弱の空間を抜け、ピン上7メートルに着弾した。

 昨年より2875人も多い6577人のギャラリーが詰めかけた富士山麓のコース中に、大きな歓声が響いた。イーグルは逃したが、残り175ヤード、8番アイアンでの一撃は迫力十分だった。

 「前が開いていたので。(迷いは)なかった」。第3日にプレーした9ホールで、フェアウエーを外したのは18番だけ。ショット不調のまま大会入りしたが、2バーディー、ノーボギーは、本人が言い続けている「きっかけ」になりそうな予感を漂わせた。

 首位とは8打差。最終日はきっかけ探しの18ホールになる。

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