「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・第３日」（８日、小杉ＣＣ＝パー７２）

　小祝さくら（２０）＝ニトリ＝が４バーディー、２ボギー、１ダブルボギーと出入りの多いゴルフながらもイーブンパー７２でまとめ、有村智恵、岩橋里衣らと並び首位に６打差３位を死守した。７１で回った申ジエ（韓国）が通算１２アンダーで首位をキープ。ジョン・ジェウン（韓国）が３打差２位へ浮上した。

　悔やんでも悔やみきれない２つのショットがあった。１つ目は１５番パー５の第２打。小祝は２オンを狙って３Ｗを握ったが、右へ押し出すミスでＯＢとしてダブルボギー。２つ目は１８番パー４の第２打。残り１８５ヤードのラフから５Ｗでグリーンを狙ったが、重いラフにクラブが負けて池に入れ、ボギーフィニッシュとなった。

　「１５番はもう少し短いクラブでもよかったし、１８番は残り１００ヤードに刻んでパーを狙う手もあった。両方ともジャッジミスです」

　最終日は前週プレーオフで敗れた首位申ジエとの６打差を追う。メジャーの舞台でミラクル逆転プロ初優勝は難しい状況だが「切り替えて、たくさんバーディーを取れるように頑張りたい」とネバーギブアップを宣言した。