菊地、自滅でV逸 逆転許し2位「格好悪かったかな」
「女子ゴルフ・ヤマハレディース・最終日」(1日、葛城GC山名C=パー72)
首位からスタートした菊地絵理香(29)=オンワードホールディングス=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算3アンダーで2位に終わった。首位に4打差の3位から出たアン・ソンジュ(30)=韓国=が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算5アンダーで今季2勝目、通算25勝目を飾った。
こんなはずではなかった。2位に2打差の首位で出た菊地は“貯金”を使い果たし、アン・ソンジュの逆転を許した。「トップから出てオーバーパーは悔しい。ちょっと格好悪かったかな」と自虐的に笑った。
屈指の難コース。苦戦は覚悟も予想以上に苦しいラウンドだった。6番パー4は第1打を左の排水溝に入れるミスからダブルボギー。それでも11番パー3は第1打が同組のジョン・ジェウンのボールに当たり、もう少しでホールインワンというバーディー。12番はエッジからチップインを奪って盛り返したが、16番パー4の3パットボギーで力尽きた。
今季の目標は複数回優勝。1勝目を挙げるチャンスは自滅に終わった。「また課題に取り組み結果を残せるように頑張る」。シーズンは始まったばかり。後ろは振り返らない。