松山、復帰戦で予選突破 課題露呈も体の状態良好「痛みはどこにも出なかった」

 「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・第2日」(16日、ベイヒル・クラブ=パー72)

 22位で出た松山英樹(26)=LEXUS=は4バーディー、4ボギーの72と伸ばせず、通算2アンダー31位に順位を下げた。池田勇太(32)は74で3オーバー、小平智(28)は77の8オーバーでともに予選落ちした。ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)とブライソン・デシャンボー(米国)が通算11アンダーで並んで首位。松山と同組のタイガー・ウッズ(米国)も72と伸ばせず、4アンダーで17位に後退した。(米フロリダ州オーランド テッド・ムース)

 2度のチップインでギャラリーを大いに沸かせた。1番はバンカーから放り込み、10番ではグリーン右側から12ヤードを流し込んだ。ただ、松山自身は「良いところを探すのが大変」と首を振る。持ち前のショットに手を焼き、6週間ぶりの復帰戦で課題を露呈した。

 フェアウエーキープ率42・86%、パーオン率38・89%と低調で「スイングもダメなところがたくさんある」。それでも「痛みはどこにも出なかった」と、体の状態は良好だ。決勝ラウンドに向け「あと2日できるので、もっと課題も見つかる。完走したい」と表情は明るかった。

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