松山組ドロー 世界選抜で唯一の得点「負けなくて良かった」

 「米男子ゴルフ・プレジデンツカップ・第2日」(29日、リバティ・ナショナルGC=パー71)

 欧州を除く世界選抜と米国選抜による団体対抗戦は、2人一組で良い方のスコアを採用するフォアボール5マッチが行われ、松山英樹(25)=LEXUS、アダム・ハドウィン(カナダ)組は、ジョーダン・スピース、パトリック・リード組に引き分け、0・5ポイントを獲得した。米国選抜が4勝1分けで、通算ポイントは8-2とリードを広げた。

 松山はショットを池に入れるなど安定感を欠いたが、前半で鍵となるパットを沈めてリードした。後半はハドウィンが粘り、0・5ポイントながらも世界選抜で唯一の得点を獲得した。

 松山は6番で2メートル、8番で7メートルを沈めて2アップとリード。しかし、終盤に追いつかれ「後半は僕が機能せず、アダム一人に背負わせてしまった。申し訳ない」と悔しさを募らせた一方で「負けなくて良かった」とほっとした表情も見せた。

 「この内容なら3日目の1試合は外れるかも」と予想した通り、第3日午前の試合は欠場が決まった。

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