藍が指名の同伴競技者 クリーマー&ヤニ・ツェンは涙

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第1日」(15日、エビアンリゾートGC=パー71)

 現役最後の試合となる宮里藍(32)=サントリー=が5バーディー、2ボギーの68、3アンダーと好発進を決めた。

 予選ラウンドの同伴競技者を選ぶ特権をもらった宮里は、ヤニ・ツェン(台湾)とクリーマーを指名した。宮里同様に母国の大きな期待を背負って海を渡り、ともに世界ランク1位も経験したヤニ・ツェンは「(指名を)聞いた瞬間、涙が出そうになった。こんな大きなご褒美はない。藍と戦って、どんどんうまくなれた」と言葉を詰まらせた。

 手首の痛みを訴えて途中棄権したクリーマーは、泣きながら戦線を離脱した。76と振るわなかったヤニ・ツェンもラウンド後は「いいプレーができなかった」と涙。自身もスランプを経験している宮里は「みんないろいろある。分かり合っている仲だから大丈夫」と穏やかに語り、クラブハウスで終了を待っていたクリーマーと抱き合った。

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