青木功会長、松山のパット能力に太鼓判 「平衡感覚ずばぬけている」

 ホールアウト後、1980年の同選手権で2位の青木功(右)から健闘をたたえられる
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、エリンヒルズGC=パー72)

 14位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は8バーディー、2ボギーでこの日最高の66と猛追し、通算12アンダーでメジャーの日本勢最高に並ぶ2位。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は開口一番、「まぁ、いいゴルフしてたね」と松山を称賛。テレビ解説者として現地で4日間にわたって密着し「今まで以上に大きくなったね、ゴルフが。積み重ねて自分の実力を出し切ったという感じだね」と成長ぶりに目を細めた。

 前日のラウンド後、パット練習に立ち会った際に“特殊能力”に気付いたという。「(芝を)パッと見た時に『フック』、『スライス』って分かるって言うんだから。平衡感覚がずばぬけている。自分で(傾きが)見えているんだと思う」。パットの名手として鳴らした青木が、松山のラインを読む能力に太鼓判を押した。

 自身が80年大会で「帝王」ニクラウス(米国)と優勝を争いを演じた名勝負に触れ、「古い話だけど、そういうふうに話題になるっていうのは『俺もやったんだな』っていう感じがする。それを今度は松山に継承されていくのかな。松山が継いでくれればいいや」とうれしそうに話した。

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