敏京が7時間30分の死闘制し米3勝目「メジャー近づいた」

 「米女子ゴルフ・テキサス・シュートアウト・最終日」(4月30日、ラスコリナスCC=パー71)

 野村敏京(24)=フリー=が通算3アンダー、281で並んだクリスティ・カー(米国)とのプレーオフを制して米ツアー通算3勝目を挙げた。昨年4月のスウィンギングスカート・クラシック以来の優勝。首位から出た最終ラウンドは17番のダブルボギーなどで76とスコアを落として逃げ切れなかったが、プレーオフ6ホール目でバーディーを奪って勝負を決めた。

 勝負が決したのはスタートから約7時間20分後。6ホールに及んだプレーオフの末に勝利を収めた野村は「一日が長かった。今日は24ホール回って疲れがたまった」と苦笑交じりに喜んだ。

 グリーン上のボールを動かすほどの強風の中、後半にスコアを落とした。17番のダブルボギーでついに逆転を許す。しかし「まだ終わっていない」と自分に言い聞かせ、18番(パー5)でバーディーを奪ってプレーオフへ。互いに攻めあぐねた展開で、最後は「バーディーを取らないと終わらない」と3番ウッドで2オンに成功し勝利を引き寄せた。

 昨季は初優勝を含め2勝と躍進。一貫して目標に掲げるのはメジャーのタイトル獲得だ。耐えてつかんだ1勝で「メジャー(制覇)に近づいたと思う」と手応えを語った。

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