「米男子ゴルフ・デル・マッチプレー・第１日」（２２日、オースティンＣＣ＝パー７１）

　１次リーグ第１戦が行われ、世界ランキング４位の松山英樹（２５）＝ＬＥＸＵＳ＝は同５７位のジム・フューリク（米国）と引き分けた。世界ランク６０位の谷原秀人（３８）＝国際スポーツ振興協会＝は同６位のジョーダン・スピース（米国）を４アンド２で破る番狂わせ。同組の池田勇太（３１）はライアン・ムーア（米国）と引き分けた。６４選手が４人ずつの１６組に分かれて１次リーグを行い、各組の１位が決勝トーナメントに進む。

　谷原が優勝候補筆頭に挙げられたスピースに４アンド２の快勝。「うれしい。大金星でしょ」と白い歯をのぞかせた。７番で先行し、１０番ではパーオンできなかったスピースに対し、ピンそばにつけて２アップ。さらにリードを広げ、１６番で勝負を決めた。「マッチプレーという雰囲気ではなく、自分のプレーができた」。テキサス州出身のスターを応援する地元の大観衆を沈黙させた。