松山ジワリ21位 首位と5打差
「米男子ゴルフ・ファーマーズ・インシュアランス・オープン・第2日」(27日、トーリーパインズGC=パー72)
47位で出た松山英樹(24)=LEXUS=は1イーグル、2バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーで21位に浮上した。首位とは5打差。117位からスタートの石川遼(25)=CASIO=は8バーディー、4ボギーの68で、通算2アンダーで35位に順位を上げた。71で回ったジャスティン・ローズ(英国)が8アンダーでトップを守った。1年5カ月ぶりにツアー大会に復帰したタイガー・ウッズ(41)=米国=は4オーバーで予選落ちした。
松山は起死回生のイーグルで本調子を取り戻した。後半の5番で12メートル以上の長いパットが2段グリーンを上がって最後の一転がりでカップイン。力強いガッツポーズを見せ「ギャラリーの『ゴー』の声のおかげで入った」と喜んだ。
前半の12、13番の連続ボギーでピンチを迎えたが、イーグルで1オーバーから1アンダーとなって予選通過圏内へ。その後はショットがさえ、距離の短い7番(パー4)は12メートルに1オン、9番(パー5)も2オンで18メートルにつけ、ともにバーディーとして伸ばした。
自身が評価したのは連続ボギーの後に崩れなかったことだ。第2打でグリーンを外した14番、16番、1番はいずれも小技で寄せてパーセーブ。「悪い流れの中でよく粘れたことが、その後に四つ伸ばすことにつながった」と胸を張った。