谷原秀人、広島・新井と鯉談義 来季は始球式登板か「肩もつくっておかなければ」
男子ゴルフの谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が21日、プロ野球広島の新井貴浩らと都内で行われた報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席。同じ広島出身の新井と“鯉談義”に花を咲かせた。
イベント中の歓談タイムで谷原は丸テーブルで新井と隣り合わせに座った。その間、食事を取る間も惜しむように、新井が何かを言うたびに、谷原は真剣なまなざしで拝聴。時には質問を向けるように首をかしげて話しかけると、新井はすぐさまジェスチャーを入れて言葉を返していた。
今季は初メジャーとなる日本プロ日清杯を含め、シーズン自己最多となる3勝を挙げ、最終戦まで池田勇太と賞金王争いを繰り広げた。その過程についても谷原は「カープが日本シリーズで負けてから僕も調子が悪くなった。一緒につなげてほしかった」と、野球シーズン後の11月に賞金ランキングで池田に逆転を許したことを挙げたほどだ。
約1時間半のイベント後も谷原は興奮冷めやらぬ風に、「会話をしてるだけで楽しい。自分が球場(マツダスタジアム)に行ったことがないと話したら、『ぜひ来てくれ』と言ってくれました」と目を輝かせた。来季は地元での始球式プランも浮上しているとのことで、本人は「ゴルフより緊張する。アスリートとして肩もつくっておかなければ…」と乗り気十分だった。