池田勇太7部門でタイトル獲得 初賞金王に実感 ワンランクアップ誓った

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は5日、都内で男子ツアーの表彰式を開き、初の賞金王に輝いた池田勇太(30)=日清食品=が最優秀選手、平均ストローク、MIP(最も印象的な選手)賞、平均パット数、平均バーディー率、ゴルフ記者賞を合わせ7部門でタイトルを獲得した。MIP賞は今回から青木功会長が選出する形となり、9年連続で受賞していた石川遼(CASIO)は選ばれなかった。

 日本シリーズJT杯で初の賞金王を決めてから一夜明け、池田はようやく実感が湧いてきた様子。「昨日は優勝できなかった悔しさがあったけど、一晩寝て、今日は賞金王になれた実感が湧いてきた。7つの賞をいただいたが、自分なりに1年間頑張ってきたことが賞になり、うれしい気持ち」と喜びをかみしめた。

 会見に同席した青木会長に選んでもらったMIP賞については「『勇太、後は頼むぞ』と言われた気がする」と恐縮した。来年4月には6年ぶりのマスターズ出場も決まっており、今年以上の活躍が期待されるが「ワンランクアップした池田勇太を作りたい。マスターズでは上位進出、優勝争いを目標にしたい」と笑顔で抱負を口にした。

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