松山英樹、圧巻V締め ウッズも認める強さ!来年はメジャー制覇だ

 「米男子ゴルフ・ヒーロー・ワールドチャレンジ・最終日」(4日、アルバニー・バハマ=パー72)

 首位で出た松山英樹(24)=LEXUS=は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを落としたものの、通算18アンダーで逃げ切って大会初優勝した。個人戦はここ5試合4勝で、賞金100万ドル(約1億1300万円)を獲得。2016年を優勝で締めくくった。腰の手術などで昨年8月以来の実戦復帰となったタイガー・ウッズ(40)=米国=は76で回って通算4アンダーの15位だった。

 松山が大会初優勝を飾り、2016年を締めくくった。個人戦ではここ5試合で4勝の好調ぶり。ウッズがホストを務める大会はツアー非公式ながら、世界ランクの上位者で争われた大会でも強さが光った。

 2位に7打差をつけて単独首位でスタート。前半で二つ伸ばして迎えた10番でダブルボギーをたたき、14番もボギーとして「すごく苦しかった」と振り返った。その後はパーセーブを続け「16番からはいいプレーができたかなと思う」と、踏ん張って逃げ切った。

 米ツアーの公式サイトによると、松山は「このフィールドで勝ったことに自信を持って、次にリードした場面でもっといいプレーができるように頑張っていきたい」とさらなる飛躍を期した。メジャー通算14勝のウッズも「来年に向けてかなり自信をつけたと思う」と躍進を認めた。

 石川遼(CASIO)と組み日本チームとして臨んだ11月下旬の国・地域別対抗戦のW杯こそ6位に終わったが、個人戦は10月半ばの日本オープンから5戦4勝。今回、優勝賞金100万ドル(約1億1300万円)を獲得し、5戦で手にした賞金は約4億4300万円に上った。

 つかの間のオフを過ごし、来年はメジャー初優勝に挑む。「目標は(4月の)マスターズで勝つことなので、それまでの試合で一つでも多く勝てるように」。悲願に向けて、浮かれる様子はない。

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