石川が3打伸ばす、松山は通算1オーバー ピン位置に「厳しすぎるなあ」

9番、ラフから第2打を放つ石川遼=埼玉・狭山GC(撮影・開出牧)
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 「男子ゴルフ・日本オープン・第2日」(14日、狭山GC=パー70)

 米男子ツアーを主戦場とする松山英樹(24)=LEXUS、腰痛から復帰し、国内ツアーで優勝した石川遼(25)=CASIO、マスターズ覇者で世界ランキング6位のアダム・スコット(36)=オーストラリア=の3人が第1ラウンドに続き同組で回った。

 この日は、初日1オーバー15位の松山が3バーディー、3ボギーの70で回り、通算1オーバー。5オーバー61位で出た石川は5バーディー、2ボギーの67と3打スコアを伸ばして通算2オーバー。6オーバー75位からスタートのスコットは1イーグル、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの74と落として通算10オーバーでホールアウト。午後の組のプレーを残した時点で、松山と石川は決勝ラウンド進出を確実としたが、スコットは厳しい状況となった。

 この日の松山は前半で2度、パーパットがカップに蹴られるボギーを喫するなど1打落として折り返したが、後半アウトでは最終9番パー5をバーディーで締めて1オーバーをキープ。ホールアウト後は、「伸ばせなかったのは残念だが、今の状態でよく持ちこたえたと思う。(同組では)遼がいっぱいバーディーを取ってくれたので良かった。カップに蹴られてからすごい距離が出るので(ピン位置の設定が)厳しすぎるなあとも思った」などと語った。

 また、初日はバーディーなしの5ボギーだった石川だが、この日は前半の15番パー4で今大会の初バーディーを奪うと、後半は2番パー3、4番パー4でバーディー。5番パー4と6番パー3は連続ボギーとしたが、終盤の7、8番ホール(ともにパー4)でバーディーを奪い返した。

 この日の3人は午前7時35分にインコースの10番パー4からスタート。前日(13日)の第1ラウンドは曇り空の下、1万人を超えるギャラリーが入場。晴天のこの日も早朝のスタートにかかわらず多くのギャラリーが詰めかけ、ほとんどが注目の3人の組について観戦した。

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