松山3位後退 苦戦の一日も最後に笑み「よく粘れた」
「米男子ゴルフ・プレーオフ・ツアー選手権・第2日」(23日、イーストレークGC=パー70)
首位と並んで出た松山英樹(24)=LEXUS=は2バーディー、3ボギーの71と落として通算3アンダーで首位と4打差の3位に後退した。67と伸ばしたダスティン・ジョンソン(米国)が通算7アンダーでトップを維持。ジェーソン・デー(オーストラリア)は腰痛で途中棄権した。出場30人、予選落ちなしで争われる今大会で積算ポイントによるシーズン総合王者が決定する。
パット数は第1ラウンドより7打多い31。18番で2メートル半のパットをカップに沈めると「バーディーで終われて良かった」と、ようやく松山に笑みがこぼれた。
出だしからショットが乱れたうえに「パットのフィーリングもあまり良くなく、全部、苦労した」。1番の第1打を右に曲げ、2打目もバンカーに入れていきなりボギー。4番は左バンカー、5番は右の林と思うに任せないティーショットにいら立ちを募らせた。
後半は10番から4ホールバーディーチャンスをつくったが、全て逃した。それでも15番で7メートルのボギーパットを決めるなど「最後はよく粘れた」と、悪い感触ばかりではない。